熱交換器の効率を上げるためのポイントとは?

投稿日

温かい流体から冷たい流体に熱を移動させる、これが熱交換器の役割であり水もしくは周囲の空気などを流体として活用します。この熱交換器の交換熱量を上げるためには、冷却水を通す管束などのような熱を伝える部材の表面積でもある伝熱面積そのものを大きくすることがポイントになって来ます。表面積が大きくなればなるほど交換熱量がアップするので、熱交換器の管束の本数やプレートの枚数を増やすのが効果的です。機器全体の熱の伝わりやすさを示す伝熱効率をアップさせることも、熱交換器そのものの効率向上に役立てることができますし、熱交換器内の高温流体および低温流体の温度差の対数平均でもある対数平均温度差を上げることも効率向上に良い効果を期待できます。